整形外科で扱う疾患に対して幅広く診療させていただきます。
当クリニックの医療理念は、「地域の皆さまが笑顔で健康的な生活が送れるような、 最新かつ適切な医療サービスを提供すること」です。患者さま一人ひとりに向き合い、笑顔で満足していただけるような丁寧で誠意のある医療をおこないます。 患者さまとこころが通じ合えるような細やかな心配りをスタッフ一同心がけています。
中高年で肩関節の痛みにお困りの方は多いと思います。夜間に目が覚めるような強い痛みを感じたり、肩を水平以上に上げる際に痛みを感じたり、徐々に手が後ろに回りにくくなってきたといった症状は、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)、肩峰下インピンジメント症候群、肩腱板断裂と呼ばれる病気で多く認められます。これらは専門的な徒手検査やMRIで早期診断が可能です。関節内注射で痛みを軽減させつつ、リハビリテーションなどの適切な治療を早期に行えば数ヶ月で治ることがほとんどです。
しかし、何ヶ月もこの症状を我慢して放置してしまうと、肩の動きがどんどん悪くなり、肩関節拘縮と呼ばれる状態になってしまいます。肩関節拘縮の治療は極めて困難で長期の治療が必要となるので、そうなる前に当クリニックを受診していただき、早期に正しい診断と治療を行うことが大切です。
また、適切な治療を行っても症状の改善しない肩腱板断裂の患者さまは関節鏡手術が必要となるので、当クリニックが連携している肩関節専門医に紹介させていただきます。
主な疾患
60歳以降で最も多い膝関節の痛みの原因は、加齢とともに膝関節の軟骨がすり減ってしまう病気である変形性膝関節症です。
しかし、40歳から50歳代の方の中でも膝関節の痛みでお困りの方は多いと思います。この原因としては,膝関節の半月板損傷の可能性があります。この半月板というのは、膝関節の軟骨と軟骨の間に存在し、膝関節にかかる体重を分散するクッションのような働きをしています。この半月板も加齢とともに変性したり断裂したりしてきますので、ごく軽微な力でもこの断裂が大きくなれば、膝関節のひっかかり感や、膝を捻ったときに痛みを自覚するようになります。断裂した半月板は治癒することはほとんどありませんので、何ヶ月も痛みが持続することになります。
こういった膝の痛みに対して、様々な投薬や関節内注射と効果的なリハビリテーションを行えば、痛みは改善してきます。しかし、症状が改善しない場合は人工膝関節手術や関節鏡手術が必要となってきますので、当クリニックが連携している膝関節専門医に紹介させていただきます。
主な疾患
健康的な生活を送るためにスポーツ活動への関心は年々高まってきており、亀岡市においても老若男女を問わず、スポーツ活動は年々盛んになってきています。スポーツ障害は競技年齢や競技種目によって多種多様であり、競技特性に応じた専門的なアプローチが必要となってきます。野球少年に生じる投球障害(野球肩・野球肘)は予防と早期発見・治療が重要です。
投球障害は軽症であれば、投球禁止などの安静で十分に治り、早期のスポーツ復帰が可能ですが、復帰後の再発を予防していくことの方が重要です。つまり、肩や肘だけでなく、体幹や股関節周囲の柔軟性を獲得するためのコンディショニングと呼ばれるリハビリテーションとともに、正しい投球フォームへの矯正が必要となってきます。肩甲骨周囲、体幹、股関節周囲の柔軟性は、野球だけでなく、サッカー、バスケット、水泳、テニス、ゴルフ、卓球などの様々な競技にとっても重要です。
当クリニックでは、メディカルチェックなどを行うことで、スポーツ障害の予防と早期発見を行い、早期にスポーツ復帰できるような競技特性に応じたコンディショニングなどの指導を行います。痛みを我慢しながらプレーしている場合は、重症化する前に当クリニックを受診してください。しかし、膝関節靭帯損傷や足関節靭帯損傷などは手術が必要となることがありますので、当クリニックが連携しているスポーツ整形外科専門医に紹介させていただきます。
主な疾患
骨粗鬆症は骨のカルシウム量(骨量)が低下し、骨の強度が低下する病気であり、60歳代女性の約50%は骨粗鬆症であると推測されています。骨粗鬆症が進行すれば、軽微な力で脊椎や大腿骨の骨折を生じ、寝たきりになる可能性が高まります。また、筋肉、骨、関節、神経などの運動器の機能障害により、転倒しやすいなどの日常生活動作の低下をきたすものをロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)と呼びます。
当クリニックでは正確な骨密度を測定することが可能なDXA(デキサ)法を用いた腰椎および大腿骨の骨密度測定と、ロコモチェックなどを用いた筋力・バランスの評価を行います。骨粗鬆症の薬物療法と平行して、転倒を予防するような効果的なリハビリテーションや生活指導を行っていきます。
患者さまが笑顔で健康的な日常生活を送っていただけるように、当クリニックは全力でサポートします。
骨密度測定検査について
保険証またはマイナンバーカードをご用意ください。
現在服用中のお薬があれば、お知らせください。
(薬局からの説明の文書、お薬手帳をお持ちの方は持参してください。)
症状を充分にお伺いして、診察、検査後に適切な治療法をお勧めするよう努めます。
初診は予約診療ではありませんが、再診時には電話予約していただくことは可能です。
再診時予約および変更、年始年末、お盆などは電話などでお問い合わせください。
再診の場合には、診察時間は通常10分程度を予定しております。
できるだけ、遅れのないように予定を組んでおりますが、
やむをえない場合には、診察が遅れることもありますのでご了承ください。
お薬は基本的に院内処方となっておりますが、ご希望時には院外処方もおこなっております。
高度の検査や入院治療が必要な場合、専門性を要すると判断した場合は
連携している地域の基幹病院・専門医療機関を適切にご紹介させていただきます。
マイナンバーカードによる資格確認について
当院ではマイナンバーカードによるオンライン資格確認に対応しております。
マイナンバーカードを健康保険証として利用していただくことで(マイナ保険証)、患者さまの受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができます。質の高い医療の提供に努めておりますので、マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。
マイナンバーカードによる資格確認について
当院ではマイナンバーカードによるオンライン資格確認に対応しております。 マイナンバーカードを健康保険証として利用していただくことで(マイナ保険証)、患者さまの受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことができます。質の高い医療の提供に努めておりますので、マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。なお、当院では厚生労働省の定めに基づき医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算を算定しております。医療DXに対応する体制整備として、「電子処方箋」および「電子カルテ情報共有サービス」の導入に向けて取り組んでおります。
後発医薬品の使用について
後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。
後発医薬品の採用に当たっては、品質確保・十分安全な情報提供・安定供給等、当院の定める条件を満たし、有効かつ安全な製品を採用しております。また投与する薬剤が後発医薬品に変更する可能性がございます。後発医薬品に変更する場合は、患者様へ⼗分に説明いたします。後発医薬品の使用について、ご理解ご協力をお願いいたします。
一般名処方について
当院では特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした処方箋(一般名処方)を発行を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。 また、一般名処方を希望されない患者様につきましてはその旨をお伝えください。
当院では患者さまが自分の治療について納得のいく選択をするために、現在治療を受けている主治医以外の医師に診断や治療方針を相談し、今後の治療の参考にして頂くことを目的にセカンドオピニオンをご案内しています。
当院で治療中の方で、セカンドオピニオンを希望される方には、紹介状(診療情報提供書)および、必要に応じ、画像診断フィルムや検査結果などの資料の提供を致します。
ご相談を希望される方は、外来受付窓口にお申し出ください。
今後おこなっていく予定にはしておりますが、現在のところおこなっておりません。
〒621-0855
京都府亀岡市中矢田町
久保垣内27-1
TEL.0771-56-9360